楽と気持ちいいペースの違い [マラソン座学]
本日のランキング!
↓↓↓↓↓↓↓
人気ブログランキングへ
いつも応援ありがとうございます!
楽なペースと気持ちいいペースの違い
これわかりますか?
楽=らく 心身が安らかで楽しいこと。※広辞苑
とあるので走っていて苦しいのは×ですね。
でも楽しいとまではいかないなぁ、という声もあるでしょう。
だからこの場合はある程度次のような目安が楽の範囲内だと思ってください。
音楽を聴きながら走れる余裕があるとか
人と充分会話が出来る速さとか
キツく感じることがない速度。
ですからその速度は人によってまちまちです。
それに10分先には呼吸が荒くなってくるとか、人によって
楽に走れる速度は距離や時間によっても制限される、ともいえます。
ですから最初はとりあえず呼吸を荒くすることなく周りの全てのものに
注意が払えて、いつでも止って次の行動に移せる余力のある状態。
どうも走ったあとはすぐへたり込んでしまうとか、
両手を膝に当ててハァハァ呼吸が落ち着くのを待つ状態、
というのであればそれは速過ぎます。
あなたの楽の範囲内ではないのです。
当然ですよね
じゃあ気持ちいいペースというのは?
走り出して気分が乗ってくるといいますか、気分がよく感じられるような状態です。
これを俗にランナーズハイといったりします。
これは走り出して脳内にエンドルフィンという物質が分泌されるような状態。
つまり走っていて気分が高揚してくるような状態なんですね。
このような状態の時は結構快調に走れてるとき、ともいえます。
呼吸は少しリズミカルに弾む感じ。
その人によってこの時のスピードもまちまちですが、
あきらかに楽なときとはスピード感が違います。
では走り出して楽に感じるところから調子が出てきて気持ちいいペースになったら
毎回気持ちいいペースでもいいんではないだろうか?という疑問も湧いてきます。
気持ちいいレベルが身体に悪い事はなさそうだし。
確かにそうですが快調なスピード=強度は高くなってきます。
なので毎回毎回一定の負荷では知らず知らずのうちに疲労もたまりますし
快調に走って刺激が高まったら、回復も見込んだ強度も必要になります。
ビギナーは特に走ることに対して筋肉が充分対応してくれるとはいえません。
強度が上がれば脚への負担も大きくなっていくので
たえず高強度では故障の原因になります。
最初はこの楽と気持ちいいペースを使い分けながら
時間を伸ばしていくことが大事です。
4月19日の記事にジョギング強度を主観強度で測りましょう、というものがありました。
ここでもう一度この強度表を元に楽と気持ちいいペースの違いを確認します。
楽は11以下を指します。
気持ちいいペースは、楽でもないしキツくもない、11と13の中間あたり、
つまり12くらいの事を指します。
主観運動強度表
強度 | 英語表記 | きつさの度合い |
20 | ||
19 | very very hard | 非常にきつい |
18 | ||
17 | very hard | かなりきつい |
16 | ||
15 | hard | きつい |
14 | ||
13 | somewhat hard | ややきつい |
12 | ||
11 | fairly light | 楽である |
10 | ||
9 | very light | かなり楽である |
8 | ||
7 | very very light | 非常に楽である |
6 | ||
2008-09-15 17:31
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
コメント 0