レース心得その四 [マラソン座学]
レースの心得なんて堅苦しいタイトルで続けましたが
レース後におこなういくつかのこと、これは足のダメージを
最小限に食い止めて、練習できるようにするために必要なものです。
ここから先はしっかり覚えて実践してほしいですね。
ゴールしたらまずは水分補給しましょう。
糖質の含まれているスポーツドリンクなんかがいいです。
そして翌日の筋肉痛軽減のためにはアミノ酸を摂ることですね。
ここで一息、腰を下ろして休みたいところですが
走り終えて急にどっかり休んでしまうと心臓へ戻る血液量が低下します。
そのため、めまいや吐き気をもよおすこともあります。
そこでそうならないためにもクール(クーリング)ダウンを行いましょう。
クールダウンは心臓への血液の環流を促進し、乳酸の除去や
筋の張りを緩和させる働きもあるんです。
足を動かすとふくらはぎの静脈の弁が積極的に働いて
(これをミルキングアクションといいます)血液を末梢から心臓に送り返すことが
回復に役立つというわけです。
翌日からロボット歩きにならないようにするためにも、
走り終えた、さあ着替えて帰ろう!ではなくて
せめて10分でもダウンジョグをすることが大事だと覚えておいてください。
あとはクールダウンが終ったらストレッチです。
これもおろそかになりがちですが臀部、ふとももの前、うしろ、
そしてふくらはぎの上部、下部、内転筋、上腕三頭筋などは
最低限ストレッチして帰るようにしましょう。
念入りなストレッチは帰宅後寝る前にお風呂に入ると思うのでそのあとに
おこなうようにしてください。
レース後にあれば便利なもの、それはサンダルですね。
レースで足がむくみます。そのままシューズで帰るのもいいですが
シューズを脱いで足を開放してあげるとかなり楽になります。
レース後の楽しみはビール、こういう人も大勢いるでしょう。
私もそちら派なんですが、レース後すぐの飲酒は控えた方が無難です。
少し時間を空けてから、せめてダウンジョグからストレッチ、着替えを終えてから
にしましょう。
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レース心得その三 [マラソン座学]
ここから先はレースの走り方レース展開についての心得です
レースは今回は5kmを想定してお話します。
スタート場所ではなるべく後方からスタートしましょう。
ビギナーの方はまだようやく30分~40分走れるようになったばかりですから
5kmでもとてつもなく長く感じる方もたくさんいるでしょう。
しかし5kmはマラソン大会の中でも一番短い部類の距離に相当します
なので短距離走のようにダッシュするランナーがかなりいます。
前方でゆっくりスタートしようものなら後方から
接触の可能性も高まります。
スタートしたら最初は渋滞して前に進めない場合がほとんどだと思います。
それでも最初は足踏みでもいいので脚は動かしならいつでも前が開いたら
走り出せる状態を保ちましょう。
前の間隔が空いて走り易い状態になったら焦って急にダッシュしたりせず
少しずついつも自分が走るペースに戻しましょう。
そのころにはもう500mほど進んでいるはずです。
5kmコースはだいたいが折り返しコースです。
なので片道がほぼ半分。
前半はスピードを出すのは我慢して会話が出来るギリギリの速さを保ちましょう
折り返したら残りの距離は前のランナーを目標にしながら
ちょっと呼吸が荒くなるまで頑張ってみてください。
前に人がいたら頑張ってみようという気持ちは自然な本能です。
ここはこの本能を抑えずに最後はゴールまで力を出し切りましょう
全般を通してはもう少し頑張れたかな?くらいがちょうどいいです。
最後少しでもスピード出してるって感覚が味わえれば今後の練習に
生きてくるでしょう
さてゴールしたらそのあともやっておくことがあります。
それはこの次に
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レース心得その二 [マラソン座学]
前回ナンバーカードを着てるウェアにすぐつけるか
バックから取り出したウェアにつけるか?
これでファンラン派、シリアス派が見分けられるといいました。
その理由は会場についてからウォーミングアップ(以降アップと省略)
をするかどうか?なんですよ。
いきなり走り出すと身体も驚くのでこれから走るぞって
身体に認知させなきゃなりません。
アップをやると汗をかきますよね。
アップをして汗で濡れたシャツをレースウェア着替えて
さあ、やるぞ!って
気持ちを高めていく、これもメンタルトレーニングの一種ですね。
これをやるのがシリアス派
ストレッチさえしとけばゆっくりスタートしよー
ってファンラン派はおしゃべりに花が咲いてのんびりレース前の雰囲気を楽しんでます。
どちらも本人が楽しんでればそれでいいんです
ただしアップの意味を確認したり
ジョグらなくてもウォームアップストレッチは取り入れると良いと思いますよ
レース会場ではプログラムを見てスタート時間とスタートとゴール場所を確認しておきましょう。
プログラムを見てすぐに誰が出てるか?探すのがシリアス派ですが
そうでなくてもプログラムには大会の貴重な情報が網羅されています。
集合時間や行為できる場所、貴重品預かりの有無、トイレの場所etc
プログラムには目を通しておきましょう
スタート前に行うことはトイレを済ませておくこと。
これは会場によっては大変混雑しますから会場に着く手前から
コンビニや公共施設のトイレを探すのも手です。
私の裏技はアップがてら会場外にあるスーパーや家電ショップ、または
消防署や公民館などトイレを貸してくれそうなところを探しすことです。
先月長野マラソンでもスタート位置から1、2分でいけるわき道のパソコンショップが
営業していて、トイレをお願いしたら快く貸してもらいました。
トイレを済ませたらスタート位置に移動します。
一箇所に集合して誘導してくれる場合もありますが、そうでない場合も
ありますから20分くらい前には並んでいたいですね。
そうそう、スタート前の対策の一つとして日焼け予防がありますね。
これは男性でも同じ。あまり焼けるとそのあとのダメージが結構あるので
日焼け止めクリームはこれからの季節必需品でしょう。
あとは帽子、好き嫌いがありますがサングラスも紫外線から目を守れますし
見た目も涼しげでかっこよく速そうに見えて?おススメです。
あと私が最近手に持って走るのがバンダナ。
手首に巻いてリストバンド風にして汗もふけますし
首筋に巻いて日射から首筋を守ることも出来ますしこれも私としてはおススメです
走る前になると緊張してきます。
こういう時って結構水分補給を忘れがち、5kmレースといえども脱水は心配
スタート前までにこまめに水を口にしましょう。
続きはまた明日~
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レース心得その一 [マラソン座学]
5月も半場を過ぎました。
このブログで5月にレースにデビューしてみましょう
と書きましたが5月に初レースを迎えた方
これから迎える方、いらっしゃるでしょうか?
初めてレースに参加するって結構緊張するでしょうね。
でもこの気持ちだけは昔から走っている私にうまくこうなんですよって
伝えられない部分かもしれません。
でもね
レースって緊張してもいいんですよ。
このドキドキ、ワクワク感がないと面白くないです
今回から何回かに分けてレース心得と題して気がついたことを書きたいと思います。
まず会場について受付済ませて荷物を置く場所を決める。
最近は貴重品預かってくれるところ多くなりましたが
それでもまだ自分で管理しなければならないレースも多いです。
なのでレースにはお金は極力もっていかない!
といいたいところですが
最近は会場に多数スポーツ店が出展してる場合が多くて
これを見なきゃって言う人結構いますよね。
地元では財布の紐固くてもレース会場に行くとなぜなんだか
掘り出し物あるんじゃなかろうか?って
あれ、不思議な心理ですね
ここで会場にもって行くと便利なものはまずビニールシート
会場に更衣室があってもブルー一色でいくら綺麗でも
たくさん人が集まれば自分の居場所が分からなくなってしまいます。
小さくてもカラフルなやつがお勧めです。
シートは必需品です。荷物用とストレッチ用に二つあれば便利です。
で、会場で荷物を置いてナンバーカードをウェアにつけて、となりますが
ここで別れるビギナーと、いやファンラン派とシリアス派の違い。
これなんだと思いますか?
そう、会場にウェアを着て来て、ナンバーカードをすぐつけるのが
ファンラン派、レースウェアはバッグから取り出して取りつけるのが
シリアス派、ではその理由は?
続きは明日~
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疲れた時摂りたい食べ物は? [マラソン座学]
食事は楽しく、美味しく食べられたらいちばんです。
でも疲れたなって感じることは必ずあるでしょうから
そういう時はちょっと意識して食べるものに気を使うといいですね。
少し疲れた、程度はこういう小さな心がけで改善の助けになるはずです。
無頓着でいると疲労にどっぷり浸かっていて
なかなか抜け出せない、みたいな事になってしまいます。
そうならないためにも食事は大事だって事ですね。
【疲れてると感じたら】
疲労の種類 | 補給したい栄養素 | 具体的な食品 |
全身的な疲労 | 糖質・ビタミンB1 | 炭水化物・玄米、豚肉、うなぎ蒲焼、鶏レバーetc |
局所的な疲労 | 糖質・クエン酸・カリウム | 炭水化物・果物、オレンジジュース・バナナetc |
精神的な疲労 | カルシウム・ビタミンB群 | 乳製品、魚介類・豚肉、うなぎ、レバー、納豆etc |
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ランニング後に食べたいもの [マラソン座学]
ランニングの前には糖質を摂りましょうということでしたが
じゃランニングの後は?
この話はダイエットとは切り離して聞いてくださいね
まずランニングで汗をかくので水分補給が大事です。
汗による水分の損失を元に戻すのに24~48時間かかるといわれてます。
水分はランニング中もこまめに補給しないといけませんが
ランニング後もしっかりと飲まないといけませんね。
では水分以外にはどういったものを摂るといいのでしょう?
まずは糖質ですね。
運動後30分~1時間を目安に炭水化物を補給すると走ることで
失った糖質補給をおこない疲労回復を促進します。
高校生の頃、学校から帰宅後の食事まで到底待てず
近くの王将に寄ったり(ギョーザに半ライス)
パン屋(まだコンビニがそんなにない時代)
でパンにチェリオやコーラと買い食いして帰って
よく親に怒られましたが、今考えてみれば
激しい練習でしたから、買い食いも理にかなってたんですね
少し話がそれましたけど
まったく運動経験のない人が頑張ってランニングすると筋肉痛を引き起こします。
そういう時はやはりたんぱく質の補給はかかせません。
そこで一番ここで有効な栄養素はたんぱく質の素、アミノ酸を摂ることです。
アミノ酸を摂るタイミングは運動後30分以内
なるべくランニング直後に摂りたいものです。
疲労軽減ということから考えたらビタミンC、クエン酸も摂りましょう。
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食べ物とカロリー [マラソン座学]
前回体重×走った距離でカロリー計算できるといいました。
じゃ普段よく飲食する食品のカロリーってどれくらいか少し調べてみました。
私の場合はとそれにともなうおつまみ、がかなり問題みたいです
皆さんはどうですか?
【食品とランニングのエネルギー対応表】
(体重55kg想定)
食品名 | 目安量 | 熱量(kcal) | 必要な走行距離 |
ごはん | 茶碗軽く1杯110g | 160kcal | 2.9km |
ご飯(玄米) | 茶碗軽く一杯 110g | 168.3kcal | 3.06km |
食パン(市販) | 6枚切り 62g | 160kcal | 2.9km |
クロワッサン | 1個 40g | 170kcal | 3.09km |
ベーグル | 1個 | 202kcal | 3.67km |
ハムエッグ(卵2個) | 1人前 | 257kcal | 4.67km |
ビーフカレー | 1人前 | 810kcal | 14.7km |
ピラフ | 1人前 | 630kcal | 11.45km |
タラコのスパゲティ | 1人前 | 560kcal | 10.18km |
もりそば、ざるそば | 1人前 | 290kcal | 5.27km |
きつねうどん | 1人前 | 350kcal | 6.36km |
お好み焼き | 直径15cm | 204kcal | 3.71km |
タコ焼き | 1人前10個 | 265kcal | 4.81km |
インスタントラーメン | 1人前 | 443kcal | 8.05km |
インスタント焼きソバ | 1人前 | 443kcal | 8.05km |
インスタント焼きソバ | 1人前 | 501kcal | 9.11km |
ハンバーガー | 1個 | 276kcal | 5.02km |
フライドポテト | S1個 | 270kcal | 4.91km |
シーザーサラダ | 1個 | 264kcal | 4.8km |
ショートケーキ | 1個 | 360kcal | 6.55km |
チョコレート | 100g | 526kcal | 9.56km |
ポテトチップス | 1袋 | 516kcal | 9.38km |
シュークリーム | 1個 | 160kcal | 2.9km |
どら焼き | 1個 | 310kcal | 5.63km |
ソフトクリーム | 1個3段半 | 335kcal | 6.09km |
ポッキー | 1箱 | 268kcal | 4.87km |
ヨーグルト(無糖) | 1/2カップ100g | 60kcal | 1.09km |
イチゴ | 10個115g | 40kcal | 0.73km |
バナナ | 1本100g | 87kcal | 1.58km |
普通牛乳 | 1カップ200g | 120kcal | 2.18km |
オレンジジュース(果汁100%) | 250cc | 92kcal | 1.67km |
野菜ジュース | 160cc | 30kcal | 0.55km |
缶コーヒー | 250ml | 103kcal | 1.87km |
スポーツ飲料 | 340ml | 85kcal | 1.55km |
ビール | 500ml | 195kcal | 3.55km |
日本酒 | 180ml | 191kcal | 3.47km |
ウイスキー | シングル30cc | 75kcal | 1.36km |
ワイン | 1杯180cc | 73kcal | 1.33km |
チューハイ | 400cc | 156kcal | 2.84km |
ウイスキーソーダ | 180cc | 88kcal | 1.6km |
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走る前になに食べる? [マラソン座学]
要は収支バランスだということですからそれを守れば
何を食べても構わない、という理屈も一応成り立ちますね
しかし運動するということを考えるなら好き嫌いはあっても
必要な栄養素は摂らなきゃいけません
まず運動前、これは糖質ですね。
つまりごはん、パン、などの炭水化物を食べないとエネルギーになりません。
もっというなら糖質は限られた量しか備蓄できないということもあり、
脳では糖質をいつも必要としています。
それにじっとしていても糖も使われていますから基本的に
活動の源として炭水化物は必要だということですね。
ついでにランニングする何時間前に食べるといいか?
これはまず食べてすぐはやめておいたほうがいいでしょう。
やはり一般的には2~3時間は食事後空けた方がいいようです。
お勤めの方は早朝走るか?退社後走るか?だと思います。
なので逆にどちらの場合でも空腹の場合がほとんどと考えられるので
すばやく吸収するカーボショッツやウィダーエネルギーインなどがお勧めです。
早朝や退社後帰宅してからやジムで走る場合なども空腹ならば
まずスポーツドリンクを飲んでこれらすばやくエネルギーになるものを
摂って走り出すようにしましょう
まだつづく~
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燃料とダイエットについての話その3 [マラソン座学]
前回はゆっくり走れば脂肪燃焼の効率がいい、そういいました。
以前説明しましたが最大心拍からの強度では50~60%程度の強度が
この脂肪燃焼にもっとも効果的な強度と言えそうです。
今回は実際ダイエットする際の原理・原則を説明していきましょう
人間の体内には糖は限られた量しか貯蔵することが出来ません。
しかし脂肪は違います
たくさん溜め込んでる人いるでしょう
人間は大体体重の20~30%程度の量の脂肪を蓄えています。
人によっては10kg~20kgくらいは脂肪を貯金してます。
なので脂肪がいつでもバカバカ使えたらこんな便利なものはないと思うでしょ?
でもそうはいかないんですよね。
残念
糖はすばやくエネルギーになりますが溜め込みすぎることが出来ないので
余った糖どうなるかというと一部は脂肪に変化して蓄えられていくわけです。
だからお菓子を食べてもいいですけどその分走って消費しましょうってことです
ダイエットの原則は
食事による摂取カロリーよりも運動による消費カロリーが上回ること
これに尽きます。
入る分より出ていく分を多くして脂肪銀行からどんどん引き出して消費しないと
いっこうに減らずに溜まっていくだけです。
収支を無視して何か特定のものを食べ続けたら痩せるなんてものはありえないんです。
楽して痩せることは出来ません。
ではここからは実際数字で説明していきたいと思います。
体重55kgの人が体重を5kg落とそうと思った場合を考えていきます。
まず体脂肪1kgはおよそ7000kcalのエネルギーです。
5kg落とすには
5kg×7000kcal=35000kcal減らさないといけない計算です。
35000kcal÷90日で388kcal、つまり3ヶ月目標で一日400kcal程度
収支をマイナスにしていけば5kg減らすことが出来るという計算になります。
スピードに関係なく
体重を1km運んだら体重辺り1kcal消費するという推定法がありますから
4kmジョギングして消費されるカロリーは220kcalということになります。
なのでジョグを毎日4kmおこない食事で180kcalほどマイナスに抑える
これを3カ月続けることが出来たら5kg減量が可能となるわけです。
どうです?
毎日4kmのジョギングなら30分弱、出来ないことはないと思います。
問題はやっぱり食事、に行き着くでしょうねぇ
まだつづく~
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燃料とダイエットについての話その2 [マラソン座学]
今日はおはなしの続きです。
タイトルを燃料とダイエットについての話と変えました
運動のエネルギーを作り出す過程には大きく分けて酸化系と解糖系があるとお話しました。
運動をおこす際の燃料として体内の糖と脂肪を使ってる、これは理解してもらえましたか?
脂肪と糖についての個性をもう少し書きます。
糖は脳を働かせる唯一のエネルギー源です。
ですから安静時からも糖は常に利用されていますが安静時は脂肪も当然利用しています。
どちらかというと安静時は脂肪が多く使われています。
じっとしているあいだは姿勢を維持する筋肉が静かに働いてるんです。
このように脂肪はエネルギーとしては常に使われてはいますが運動強度が高くなった時は
使い勝手が悪いのです。
エネルギーを得る過程で使用される糖は火事場のバカ力を発揮する、
脂肪は控えめに陰で支えてる、そんなイメージがあります。
これらをランニングに当てはめますと、どうなるか?ということです。
スタート時は糖がせっせと働きますが、楽な強度の場合は脂肪も追いついてきて
どちらかというと脂肪の働きが半々、もしくは若干糖の比率を上回ります。
こりゃ楽チン、いつまでも走れるなという強度では脂肪が主役です。
糖は使える量が決まってるので強度が楽で安定してくると働きを休もうとします。
そして楽から少しきついかなという強度になってくると糖の働きも再び高くなってきます。
このあたりまでが有酸素運動といわれるものなんです。
そしてきついぞ!苦しい!大丈夫か?汗が大量に出る!
という強度になってくると糖の働きはフル回転、その結果、乳酸が大量に作られて
からだを疲れさせ、やがて走れなくなってしまう、というわけです。
なので体重を気にする人はハアハアゼーゼーいうようなきついと感じる速さで早く終るよりは
長く走れるようにした方が糖も使うが脂肪がより一層燃やされて、カロリーを消費することに
つながりますよってことです。
うさぎさんより亀さん、かたつむりさんの方がいいわけです
よく有酸素運動は20分継続しないと脂肪が燃え出さない、見たいな言い方がありますが
あれは間違いです。
常時脂肪も糖も利用していますが運動を始めた直後は糖の利用が一時的に高まり、
20分くらい経つと糖の脂肪が落ち着いて脂肪が活躍しだすということなんです。
なので時間がなければ朝と夜2回に分けたって有効に脂肪は燃えてくれます。
つづく~
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